カテゴリ:お役立ちコラム / 投稿日付:2022/05/14 06:00
空き家を所有している方は、雪の影響で家が倒壊する可能性について理解しておいたほうが良いでしょう。
そこで、今回は積雪で空き家が倒壊するメカニズムや積雪対策について解説します。
なにか参考になることがありましたら、幸いです。
□雪による空き家倒壊のメカニズムとは?
じつは、雪は状態によっては1立方メートルあたり150キロ程の重さがあるのはご存知ですか。
また、積雪が続くとさらに雪が圧縮されてしまい、1立方メートルあたりの重さがさらに増えていきます。
また、外の気温や積雪量にもよりますが、100平方メートルの屋根に1メートルの雪が降ることで総重量は約50トンにものぼるそうです。
これでは、空き家が雪の重さで倒壊してしまってもおかしくありませんよね。
しかし、恐ろしいの状態は雪が屋根に降り積もることだけではありません。
最も恐ろしいのは、地上に降り積もった雪が屋根の高さにまで積もることです。
なぜ、この状況が恐ろしいのか解説します。
もしも地上の雪が屋根まで積もってしまうと、家は屋根にある雪だけでなく地上の雪からも圧をかけられることとなります。
そうなると、劣化が進んだ空き家はその圧に勝てず、倒壊してしまいます。
このようなメカニズムで空き家は倒壊するのです。
積雪の恐ろしさをご理解いただけましたか。
□空き家の雪対策について解説します!
前章で、積雪の恐ろしさについてご理解いただけたでしょう。
では、積雪にはどのような対策をすれば良いのでしょうか。
積雪対策としては、主に下記の3つが挙げられます。
・屋根の雪を下ろす
・雪止めの設置
・水抜き
たとえ少ない雪であったとしても、これらの対策は早い段階で行っておきましょう。
空き家は、管理する人もこまめに出向けない場合があるので、早めに対策をしないと取り返しがつかないことになってしまいます。
前章で解説した通り、雪は積もり積もると想像以上の重さになります。
特に、ご自身が所有している空き家の劣化が進んでいると感じる方は、早めに対策しましょうね。
また、こまめにメンテナンスに行けないという方のために、代行サービスもあります。
ぜひ、活用してみてはいかがでしょうか。
□まとめ
今回は、空き家が雪で倒壊するメカニズムや倒壊を防ぐための対策についてご紹介しました。
なにか参考になることがありましたら、幸いです。
また、なにかこの記事に関してお困りのことがございましたら、お気軽に当社までご連絡ください。