カテゴリ:お役立ちコラム / 投稿日付:2022/06/07 13:48
これからマイホームを取得しよう!と考えている人は「仲介手数料」
という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
不動産を取得するにあたって、実は、物件の費用だけでなく
あらゆる場面でお金のやり取りが必要になってきます。
今回の記事では、その中でも代表的な「仲介手数料」について解説します。
ぜひ参考にしてください!
□仲介手数料とは
土地や住宅を購入したいと考えたとき、皆さんは、まず何をするでしょうか?
まず一番に不動産会社(仲介業者)に相談に行かれるの方が多いのではないでしょうか。
仲介手数料とは、物件の案内や売主との間に入って意見の調整、契約の締結等々
取引を成立させた不動産会社に対して支払われる対価のことです。
なお、仲介手数料の上限額は、国土交通大臣により定められており、
この上限を超えて報酬を受け取ることができない仕組みになっております。
□仲介手数料の上限計算方法
不動産の仲介手数料の上限額は、売買代金によって異なってきます。
広く知られている「速算式」は下記の通りです。
①売買代金が200万円以下の場合 ×5%(+消費税)
②売買代金が200万円超え400万以下の場合 ×4%+2万円 (+消費税)
➂売買代金が400万円超えの場合 ×3%+6万円(+消費税)
例えば、1,000万円の物件を購入した場合は
1,000万円×3%+6万円+消費税=396,000円
こちらが仲介手数料になってきます。売買物件の場合、400万円超えのケースが多いので
不動産仲介料といえば、➂「売買代金×3%+6万円」が広く浸透しているイメージです。
□本来の計算式
さて、先ほどの速算式ですが、取って付けたような
「+2万円」「+6万円」気になりますよね~!
そんなマニアックな方向けに本来の計算式も紹介します。
本来の計算式は
①売買代金の200万円以下の部分 ×5.5%
②売買代金の200万円超え400万以下の部分 ×4.4%
➂売買代金の400万円超えの部分 ×3.3%
(消費税10%が含まれた計算式です)
①~➂の合算額が仲介手数料の本来の計算式です。
先ほど、例で挙げた1,000万円をこの計算式に当てはめると
①200万円×5.5%=110,000
②200万円×4.4%= 88,000
➂600万円×3.3%=198,000
①~➂の合算396,000円
お見事、速算式と同じ結果になりました。
□まとめ
今回は、物件を取得する際に発生する仲介手数料について解説しました。
仲介手数料は発生するケースが多い費用なので、物件を検討する際の材料にしてみてくださいね。