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不動産を相続する際はどんな手続きが必要?相続完了までにかかる期間もご紹介!
カテゴリ:お役立ちコラム  / 投稿日付:2022/06/26 06:00

皆さんは、不動産の相続手続きの完了までどのくらいの期間がかかるかご存知ですか。
相続手続きと聞くと、家族と遺産分割について話し合ったり、多くの書類を用意したりと大変なイメージを持たれる方も多いでしょう。
今回は、そんな相続手続きの進め方と、手続き完了までにかかる期間について解説します。

□相続手続きの内容と流れをご紹介!

では早速、相続手続きの流れについて詳しく見ていきましょう。
相続手続きで最初に行うべきことは「死亡届」の提出です。

次に、「戸籍謄本」を取得します。
ちなみに、相続放棄は相続の開始から3ヶ月以内とされているため、ここまでのステップを3ヶ月で全て終えましょう。

その後、「準確定申告」を行います。
これは、被相続人が亡くなった年の1月1日から死亡日までの期間の確定申告を指します。
準確定申告にも期限が設けられており、相続の開始から4ヶ月以内となっているため、期限内に行いましょう。

準確定申告が終了したら、「遺産分割協議書」を作成し、最後に相続税を申告、納付します。
相続税の申告及び納付にも期限が定められているので注意しましょう。
期限は、相続の開始から10ヶ月以内です。

ただし、上記の内容以外にも行うべきことはあります。
それは、遺言書の確認と、遺産や債務の有無の把握です。
また、戸籍謄本などの必要書類の取得は、相続手続きと同時進行で行わなければならないため、早めに用意しておくと良いでしょう。

□相続手続きに要する期間はどれくらい?

ここまで、相続手続きで行うべきこととその内容をご紹介しました。
ここからは、相続手続き全体にかかる期間についてご紹介します。

結論から言うと、相続手続きには1ヶ月から3ヶ月ほどかかります。
もちろん、場合によってはこれよりも短い期間で済んだり、これ以上の期間を要したりする可能性もあります。

前節でご紹介したステップについて、かかる日数をもう少し詳しくみていきましょう。
まず、戸籍謄本等の必要書類の用意には、およそ5日から30日かかります。
また、遺産分割協議書の作成にも1日から1ヶ月くらいかかると考えておきましょう。

ちなみに、不動産の相続手続きでは、名義変更もしなければなりません。
そのため、法務局に対し登記申請を行います。
この申請にかかる日数が1日、そして名義変更が完了するまで1週間から2週間ほどです。

□まとめ

今回は、遺産の相続手続きについて、流れやかかる期間の目安をご紹介しました。
手続きには、様々な書類が必要となり、また遺言書の有無など調べておくべきことも多いです。
そのため、相続をされる際は早めに書類等の用意をしておくことをおすすめします。

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