カテゴリ:お役立ちコラム / 投稿日付:2021/10/26 06:00
空き家を売却したいけど、どんな手順があるか分からずに不安という方はいらっしゃいませんか。
この記事では、空き家の売却を行う際の流れのついて詳しく解説します。
また、注意点に関してもご紹介するのでぜひお役立てください。
□空き家売却の流れとは?
この章では、空き家を売却する際の流れをご紹介します。
1つずつ見ていくので、是非参考にしてください。
1つ目のステップは査定です。
まずはご自身がお持ちの空き家にどれくらいの値が付くのか、売却価格を把握することからはじめます。
査定前は、物件を丁寧に掃除し、家具などもあらかじめ整理しておきましょう。
特に、長年人が住んでいない状態で放置されていたような空き家は老朽化している可能性が高いので注意しましょう。
また、物件の施行写真や図面、リフォームの記録などを残しておくことで、手入れをしていたことをアピールできると信頼に足る所有者というイメージを持ってもらえるかもしれません。
2つ目は売却価格を決めることです。
ここでは、先程の査定を基に不動産会社などに相談しながら物件の売却価格を決定します。
このステップでの価格設定次第ではなかなか売れなかったり、相場よりも安い値で売却したりしてしまう危険性があるので丁寧に考えていきましょう。
3つ目はいよいよ買い手との交渉のステップに入ります。
購入希望者が現れたら、次のステップです。
ここでは最終的な売却価格について話し合いを行います。
もちろん購入希望者の値引きに対応することも大切ですが、相手に譲りすぎてしまうと売却価格が安くなりすぎるので注意しましょう。
4つ目は最後の契約と引渡しです。
値段の交渉が完了したら、必要書類の作成を行います。
そして、手続きが終了したら鍵を買い手に渡して引き渡し完了です。
以上、空き家売却の流れをご紹介しました。
是非参考にしてください。
□空き家売却の注意点とは?
この章では、空き家売却の注意点についてご紹介します。
売却手続きがスムーズに行えるかどうかに影響するので、ぜひここでご紹介する注意点を参考にしてください。
1つ目は法的手続きが完了しているか確認することです。
例えば、名義の変更ができているかをきちんと確認することは重要です。
原則、所有者本人でないと家の売却を行えないことはご存じでしょうか。
これは、もちろん元の所有者なら相続した家であったとしても同じことです。
それゆえ、名義変更という手続きを行ってから売却を行う必要があります。
また、複数名で家を相続し、共有名義と呼ばれる形で手続きを行った場合には、その名義に含まれている全員が同意しなければ家の売却は行えないので注意しましょう。
2つ目は、売却する空き家を確認することも重要です。
例えば、境界ははっきり確定しているのか、インフラは整備されているかなどです。
特に、長年人が住んでいない、誰も管理に来ていないなどの状況で家が放置されている場合には注意が必要です。
□まとめ
今回は、空き家を売却するときの流れや注意点についてご紹介しました。
知っていると売却が上手くいく情報ばかりですので、ぜひ参考にしてください。
また、何か疑問やお困りのことがございましたらお気軽に当社までご連絡ください。