カテゴリ:お役立ちコラム / 投稿日付:2020/11/18 06:00
不動産の売却と購入をご検討中の方はいらっしゃいませんか。
売却と購入のタイミングを決めるのは難しいですよね。
売買のタイミングには、売却先行や購入先行の他にも同時に売却と購入をする方法もあります。
今回は不動産の売却と購入のタイミングと、同時にする場合のポイントをご紹介します。
□自宅を買い換える場合のパターンとは?
家の買い替えの際には、現在住んでいる家を売って新しい家を買いますが、売却と購入のタイミングには3つのパターンがあります。
1つ目は、先に今の家を売却して、次に新居を購入するパターンです。
この方法のメリットは、資金計画が明確になり、資金の管理がしやすいことでしょう。
2つ目は先に新居を購入して、後から今の家を売る方法です。
新居が建売ではない場合、新たに土地を購入し、設計や建築する期間を考えると、家を売る前に新居を購入しておくのは賢明な方法でしょう。
また新築マンションへの引っ越しをお考えの場合は、建築の1年以上前から販売を開始することもあるので、良い場所を確保するためには早い段階で購入する必要があります。
しかし、この方法にはデメリットもあります。
先に新居を購入してしまうと、現在の家との2重ローンが発生してしまいます。
そのため、現在の家を急いで売ろうとして、想定していたよりも安い価格で売ることになるかもしれません。
3つ目の方法は、購入と売却を同時にする方法です。
現在の家を引き渡す日と新居に入居する日が合った場合、理想的な方法だと言えます。
しかし、同時に物件の買い手と買いたい物件を見つけるのは大変かもしれません。
□売却と購入を同時にする際のポイントとは
同時に売却と購入をする方法を成功させるために押さえておきたい、いくつかのポイントを見ていきましょう。
*スケジュール管理を徹底する
売却と購入を同時に実行するとは言え、交渉する相手は別々なのでスケジュール管理が重要です。
買い物件と買主を同時に見つけることは難しいため、購入と売却のうち先に決まった方にスケジュールを合わせる必要があります。
例えば、売却が先に決まった場合は売却のスケジュールをベースに考え、購入のタイミングをそれに合わせます。
*資金計画を立てる
多くの方は、売却代金を新居購入の資金に充てるかと思いますが、売却代金が予定していた金額よりも著しく低かった場合は資金計画に大きなズレがでます。
自己資金で補填できない時は、借り換えローンの増額を申請する方法もありますが、厳しい審査ですので、必ず融資金の増額ができるとは限りません。
金利の高い無担保ローンを借り入れる方法もありますが、どちらにせよ今後の負担になるでしょう。
このような状況を避けるためには、最初の資金計画を堅実に作ることが重要です。
*バランス感覚をもつ
購入と売却を同時に行う場合は、上記で挙げたスケジュール管理や資金計画、取引の意思決定の間のバランス感覚をもつことが重要です。
どのタイミングで交渉を始めて買付を入れるかなど、判断が難しい場合も多いかもしれません。
困った場合は、自分1人だけで決めるのではなく、不動産会社と上手に連携しましょう。
□まとめ
不動産の売却と購入のタイミングと、同時に売買する際のポイントをご紹介しました。
同時に行う場合、資金とスケジュールをバランス良く管理することが大切です。
不動産売買をご検討中の方は、記事を参考に後悔のない売却と購入をしてください。
ご不明な点がございましたら、当社までお気軽にお問い合わせください。