カテゴリ:お役立ちコラム / 投稿日付:2021/01/10 06:00
「マンションを売却したいけど売れない」「マンションを売り出し中だが値下げするか迷っている」このようにお悩みの方はいませんか。
マンションが売れないときは、値下げするのも戦略の1つですが、ただ値下げすれば良いわけではありません。
今回は、マンションを売却するときの値下げのタイミングや注意点を紹介します。
□値下げ交渉は良く起こる
まず、マンションなどの不動産の取引中に、値下げ交渉は頻繁に起きます。
ほとんどの人はできるだけ安く不動産を購入したいと考えるので、当たり前のことでしょう。
値下げ要求額は不動産の元々の売り出し価格にもよりますので、数万円から数百万円と幅があります。
買い手側は値下げで得をするので良いですが、売り手からすれば値下げした分だけ利益が少なくなるので、値下げをするか迷うと思います。
また、確かに値下げは有効な手段ですが、適切なタイミングで値下げしないと意味がない場合もあります。
では、どのようなタイミングで値下げをおこなうべきでしょうか。
□マンション売却で値下げを考える時期
マンションを売却するときの値下げを考えるタイミングは主に3つあります。
*売り出してから3か月が経過した時
3か月は値下げする目安ではなく、最低3か月は値段を変えないほうが良いということです。
あくまで値下げを検討しても良いという時期です。
もし、3か月以内に値下げを考えている人は、もう少し待ちましょう。
何故なら、不動産の売却に3か月かかるのは普通だからです。
*相手の反応を見て値下げする
これは、内覧希望者や購入を検討中の人がそれなりにいるときは、このままの値段でも売れる可能性がまだあるので、値下げをすることで損になる可能性があるからです。
しかし、内覧後の反応が良くない場合や、購入を検討中の人がいない場合は値段を下げることを検討するのも良いでしょう。
しかし、内覧希望者が来る場合は、内覧のやり方が原因で契約に至らない場合もあるので、内覧を改善しても売れないときに値下げを検討します。
*春と秋まで待つ
不動産は、進学や就職シーズンなどの春や異動が多い秋に需要が高まります。
単純に需要が多いと売れやすくなるので、春や秋などに狙って売り出したり、それ以外の季節に売り出した場合は春や秋が来るまで値段をそのままにしておいたりするのも良い戦略です。
□まとめ
今回は不動産の売却に関して値下げ交渉は良く発生することと、売り出し価格の値下げを検討する時期を紹介しました。
このように、時期を見極められると自分の利益も大きくなるので、値下げをするときは戦略的にしましょう。