カテゴリ:お役立ちコラム / 投稿日付:2021/01/30 06:00
マンションを売却する方で、壁紙を貼り変えるべきか悩んでいる方はいらっしゃいませんか。
出来るだけ早く売りたいと思った時に、どこまで売る側が補修する方が良いか、印象に違いがあるかなど考えますよね。
そこで、今回は、その疑問にお答えします。
□マンションを売却する際に、壁紙を貼り変える必要性について
まず、結論から言うと、基本的には張り替えなくて良いです。
なぜ貼り変える必要がないかという3つの理由について紹介します。
1つ目は、買い手にとって中古の汚れは想定内であるためです。
マンション購入を検討している方は、新築と中古のどちらも考えている方が多いです。
そこで、新築と比べ中古の方が安価で買えるという理由で、中古を選ぶケースが多いため、中古物件を選ぶ買い手にとっては室内が多少汚れていることも許容範囲内なのです。
2つ目の理由は、壁紙を変えたからといって売却金額があまり変化しないためです。
壁紙を変えて綺麗にしている方が、売却金額が上がるとお考えの方は多いのではないでしょうか。
しかし、壁紙を買えることのメリットとしては、集客が増えたり成約率が高くなったりするということで、金額自体はそれほど変わらないのです。
なぜなら、壁紙を張り替えるというのは、劣化している所を元に戻すだけのことであるため、買い手からするとプラスにはなっていないのです。
したがって、壁紙を変えたからといって売却金額が上がるわけでもなく、費用対効果がわからないため変える必要がないのです。
最後に、もし壁紙の劣化が気になるのならば、自身でできるケアをすれば良いからです。
自身でも、日頃から使用する掃除用品を利用すれば、ある程度の汚れは落とせます。
上記の2つで紹介したように、張り替えるメリットがあまりないため、汚れなどが気になる場合は自身でケアをしましょう。
以上の点から、基本的に売却する際に壁紙を張り替える必要はない場合が多いでしょう。
□マンション売却時に補修した方がいい場合について
先ほど紹介したように、基本的には補修しなくて良いです。
しかし、とても深い傷や穴、腐食箇所がある場合は、買い手に与える印象が悪くなるため、例外的に補修した方が良いでしょう。
このような損傷があると、買い手に売り手が大切に使っていなかったことや、他の箇所にも同じような損傷があるのではないかという売り手への不信感を与えてしまいます。
そうなると印象が悪くなってしまい、購入してもらえなくなるからです。
したがって、自身で補修する必要があるか、判断がつかない損傷などは、不動産業者に相談して、あらかじめ補修すべきところは補修してから売却に出しましょう。
□まとめ
今回は、マンションを売却する際に疑問を持つであろう、壁紙の補修について紹介しました。
基本的には補修しなくて良いが、臨機応変に対応することが重要だとおわかりいただけましたか。
マンション売却を検討される際に、この記事を参考にしていただければ幸いです。