カテゴリ:お役立ちコラム / 投稿日付:2021/03/10 06:00
不動産の売却を検討中の方はいらっしゃいませんか。
不動産の売却には、仲介の他に買取の方法があることをご存じでしょうか。
こちらは、仲介とは異なった仕組みを取ることで、違ったメリットが存在します。
そこで今回は、不動産の買取の仕組みについて紹介します。
□不動産の買取の仕組みとは
まず、不動産の買取の仕組みについて紹介します。
不動産の売却は、一般的には不動産会社の仲介により売却することが多いですよね。
この売却は、不動産会社が仲介することで個人の買い手を見つけ売却するといったものです。
これに対して、不動産の買取では不動産会社が売り手から直接不動産を買い取ることを指します。
これらはそれぞれ買い手が異なり、仲介では個人が、買取では不動産会社が買い手となりますね。
買取される不動産の多くは、築20年や30年ほどの築年数が経過した住宅です。
そのため、内部の老朽化などを修繕するために、不動産会社によりリフォームされた後で再販されます。
買取価格は、不動産会社が想定するリフォーム内容などを考慮した上で決まります。
仲介と異なり買取価格の提示は早く、物件を確認した当日に価格を提示することもあります。
□2種類の買取方法とは
次に、2種類の不動産買取方法について紹介します。
1つ目は、即時買取です。
こちらは、買取価格の交渉が済むとすぐに買取を行うものです。
そのため、最短で3日から1週間、長くても1ヶ月程度での売却が可能です。
こちらの方法の価格査定は、訪問査定が1回で済む場合が多く、仲介のように内覧などもありません。
そのため、スムーズな現金化が実現できる方法となりますね。
すぐにお金が必要な場合などには、おすすめとなる方法です。
しかし、スムーズな買取の反面、市場価格より1割から3割ほど安い価格となることに注意が必要でしょう。
2つ目は、買取保証です。
こちらは、買取と仲介を合わせたような構図となっています。
仲介を目指した個人への販売活動をした後に、売却できなかった場合には不動産会社と約束した価格での買取をするものになります。
こちらは、期間内で仲介での売却を完了できれば市場価値程度での売却が可能です。
しかし、仲介での売却の際は仲介手数料を必要とすることを覚えておきましょう。
□まとめ
今回は、不動産の買取の仕組みについて紹介しました。
不動産の売却の際は、築年数なども考慮し仲介だけでなく買取も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
不動産買取のことでお困りの際は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。