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ローンが残っていても売却できる?ローンが残る不動産の売却について紹介します!
カテゴリ:お役立ちコラム  / 投稿日付:2021/03/30 06:00

不動産の売却を検討中の方はいらっしゃいませんか。
売却したい不動産にローンが残っているため不動産の売却を諦める方も多いのではないでしょうか。
しかし、ローンが残った不動産でもしっかりとしたステップを踏むことで売却は可能です。
そこで今回は、ローンが残る不動産の売却について紹介します。

□ローンが残っていてもできる不動産売却とは

不動産を購入する際は、金融機関とローンを組んで購入しますよね。
このローンが残っていても売却は可能なことをご存じでしょうか。
しかし、ローンが残った不動産を売却する際には担保として抵当権を外す必要があります。

抵当権とは金融機関により設定されるもので、返済が滞った際に不動産を担保するための権利です。
この抵当権があることでローンの返済ができないと判断した場合には、金融機関が対象の不動産を競売にかけ売却することができます。

上記のように売却には抵当権を外すことがありますが、そのためにはローンの完済が条件になります
完済には不動産を売却した際の資金を充てることで抵当権の抹消が完了します。

□ローンが残っている不動産を売却する際の流れとは

次に、ローンが残っている不動産を売却する流れを4つのステップに分けて紹介します。

1つ目は、残高の確認と募集価格の決定です。
先程も紹介したように、この場合の売却ではローンを完済する額での売却が前提となります。
そのためには再度ローン残高を確認し、売却した際にローンが完済できる募集価格を決定する必要がありますね。

2つ目は、不動産会社と媒介契約を結ぶことです。
不動産は個人での売買も可能ですが、サポート面や集客面を考慮すると不動産会社に依頼することが一般的です。
この場合に、不動産の売買の募集を依頼するために結ぶ契約が媒介契約になります。
契約を結ぶと、不動産会社と話し合い募集価格を調整し売りに出されます。

3つ目は、住み替え先の住宅を探すことです。
売りに出す不動産に住まわれていない方はこのステップは不必要ですが、現在住んでいる場合には住み替え先が必要になりますよね。
売りに出した不動産がいつ売れるか分からないため、住み替え先は早めに決めると良いでしょう。

4つ目は、売り先行か買い先行かです。
不動産を売却するタイミングと住み替えをするタイミングを同時にすることは難しいですよね。
そのため、購入か売却かのどちらかを先行して行う必要があります。

売り先行の場合は、売却してから新しい住宅を購入するため資金管理などが容易になる利点があります。
対して買い先行の場合は、急いで新しい住宅を見つける必要がないという利点がありますが、売却先が見つからない場合には二重のローンを負担するといった可能性もあります。

□まとめ

今回は、ローンが残る不動産の売却について紹介しました。
何らかの事情でローンが残る不動産を手放す際に、今回の記事が参考となれば幸いです。
不動産の売却でお困りの際は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。

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