カテゴリ:お役立ちコラム / 投稿日付:2021/04/26 06:00
不動産売却をご検討中の方にぜひ知っていただきたいのが、査定についてです。
売りたい不動産の価値を把握するためにも、査定は重要ですよね。
この記事では、不動産を査定する方法と、査定前にやっておきたい事前準備についてご紹介します。
ぜひお役立てください。
□不動産を査定する方法とは?
不動産査定の方法は大きく分けて2つあります。
簡易査定と訪問査定です。
ここでは、それぞれについてご説明します。
まず簡易査定についてご説明します。
簡易査定とは、過去の不動産売買のデータに基づいて不動産の資産価値を算出する方法です。
机上査定とも呼ばれ、査定額を算出する際には不動産の立地や大きさ、階数などを見て判断します。
ここで、この方法のデメリットとして、どうしても精度が低くなってしまう点が挙げられます。
実際に物件を見るわけではないため、査定額を算出する際に細かい情報が抜け漏れてしまう場合があるからです。
次に訪問査定についてご説明します。
訪問査定では、簡易査定と同様に書類上の審査を実施した後、現地を訪問して物件の状況を細かくチェックします。
そのため、簡易査定よりも精度の高い査定を受けられます。
ただし、簡易査定に比べて結果が出るまでの期間が長い点には注意が必要です。
当日から翌日には結果が出る簡易査定に対し、訪問査定では結果が出るまでに1週間程度かかります。
□査定前にやっておきたい事前準備とは?
不動産の査定を依頼する際、事前にやっておいた方が良いことはあるのでしょうか。
ここでは、査定前にやっておいた方が良い事前準備を2つご紹介します。
まず1つ目は、必要書類の確認です。
査定依頼をする際に必要となる書類をあらかじめ把握しておけば、よりスムーズな査定が可能になるでしょう。
査定時に必要となる代表的な書類としては、以下のものがあります。
・本人確認書類
・土地・建物登記済証または登記識別情報
・固定資産税、都市計画税納税通知書
さらに、必要に応じて建築確認通知書・検査済証、測量図、建物図面、建築協定書、新築時のパンフレット・管理規約集、管理組合総会議事録、耐震診断報告書、アスベスト使用状況調査報告書なども確認しておきましょう。
2つ目は、建物に不具合や修繕履歴があるかの確認です。
査定をスムーズに進めるためにも、設備の不具合や修繕履歴、リノベーションやリフォームの履歴について事前に確認しておきましょう。
□まとめ
不動産を査定する方法と査定前にやっておきたい事前準備をご紹介しました。
不動産の査定をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
ご不明点がございましたら、お気軽に当社までご相談ください。