カテゴリ:お役立ちコラム / 投稿日付:2021/07/18 06:00
一戸建ての買取依頼をご検討中の方はいらっしゃいませんか。
そのような方の中で、「一戸建ての売却相場を知りたい」「相場を調べるときに何に注意するべきなのか知りたい」と考えておられる方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、一戸建ての売却相場の調べ方やその際の注意点をご紹介します。
□一戸建てを売却する際に必要な相場を知る方法をご紹介
調べ方をご紹介する前に、一戸建てを売却する際の基礎知識として、売却価格と築年数との関係をご説明します。
一戸建てを売却する際に最も気になるのが、どの程度の売却価格になるかどうかということでしょう。
その際に、価格を最も左右すると言っても良いのが築年数です。
一般的に、木で作られている一戸建ては築20年程で新築の状態の価格から10パーセント~20パーセントまで低下します。
築30年を超えた一戸建ての場合は、価格がさらに下がってしまいます。
そのため、このような建物が立っている家と土地がセットの場合は、ほぼ土地の価格で売却されていることが多いでしょう。
次に、相場を知るための方法をご紹介します。
一戸建ての相場を知る方法には、不動産取引価格情報検索があります。
こちらは、国土交通省が行っているサービスです。
不動産の取引当事者にアンケート調査を行って、不動産が特定できないようにし、不動産取引価格情報を公表しています。
データは、3ヶ月ごとに集計されているので新しい情報を得られます。
□相場を調べる際の注意点を説明
ここからは、売却相場を調べる際に注意すべきことについてご紹介します。
*成約価格だけで判断しない
相場の参考にすることが多い成約価格は、建物と土地を足した価格が表示されています。
そのため、土地の広さや立地によって売却価格が大きく変わってしまいます。
また、表示されている価格が成約価格と売り出し価格のどちらであるのかもしっかりと調べることが重要です。
*目安として見ておく
相場価格は、大まかなものなので目安程度だと思っておいた方が良いです。
しっかりとした査定を行う際は、とても細かなところまで見て金額を出します。
そのため、細かな箇所を見ると大きく変わってしまう可能性が大きいです。
□まとめ
今回は、一戸建ての売却相場の調べ方やその際の注意点をご紹介しました。
売却相場は、該当の物件の築年数によって大きく左右されます。
実際に調べたい場合は、不動産取引価格情報検索で調べられます。
今回ご紹介した注意点も気に留めながら調べてみてはいかがでしょうか。