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離婚してしまった!一戸建ては売却するべき?
カテゴリ:お役立ちコラム  / 投稿日付:2021/08/07 06:00

出会いがあれば別れも存在します。
それは、例え結婚していても、離婚という形で別れる場合も最近増えています。
しかし、せっかくマイホームを建てたのに、離婚をしてしまったらどのように対応すれば良いのでしょうか。
今回は離婚が原因で一戸建てを売却する際の対応方法を紹介します。

□財産分与をする必要があります!

財産分与は結婚してから、夫婦で蓄積してきた財産を分け合うことです。
これは、結婚期間で蓄積した財産がある場合は、夫と妻のどちらからでも申請可能です。
そのため、離婚の原因になった側からも財産分与を申請できます。

そして、財産分与の方法は夫婦で財産を平等に分配する方法、離婚で生活が困るケースになる際に、生活保障の意味合いで分配する方法、離婚の原因を作った側が慰謝料を含めて分配する方法があります。

預金などの資産はそのまま半分にして分配しますが、家や自動車などのそのままでは分配できない物がありますよね。
そのような財産を分配するために、売却してから分配するか、一方が受け取ってその金額の半分をもう一方に支払う方法があります。

□一戸建てを売却する際に確認することとは?

では、財産分与をする際に何を確認すれば良いのでしょうか。

1つ目は不動産の名義を調べることです。
法務局で不動産の登記簿謄本をもらい、担保権が設定されているかを調べることです。

2つ目は売却する不動産の時価です。
不動産の価格について調べると、売却するべきかしないかを決める判断基準にできます。

3つ目は住宅ローンの契約書を調べることです。
住宅ローンを契約する際に結んだ契約書を確認し、どれくらい金額が残っているのか、連帯保証人は誰なのかを調べます。
また、契約時の内容から変更されている可能性があるので、書類で確認する必要があります。

4つ目は購入金額の内訳を確認することです。
夫婦のどちらがどれくらい出したのか、親や義理の親に出してもらった場合はそれも明確にすることが重要です。

5つ目は財産分与の申請には期日があることです。
申請可能な期間は離婚をしてから2年間なので、早めに申請することをおすすめします。

以上が財産分与をする際の注意点です。
分配金額で揉めないように、これらの点を確認しておきましょう。

□まとめ

今回は離婚が原因で一戸建てを売却する際の対応方法を紹介しました。
離婚後の手続きなので、トラブルに発展する可能性が高いと言えるでしょう。
トラブルを可能な限り回避するという意味でも、確認することは大切です。

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