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介護のために実家は売却した方が良い?メリットとデメリットを紹介します!
カテゴリ:お役立ちコラム  / 投稿日付:2021/09/10 06:00

「親が老人ホームに入ったとき、実家をどうすれば良いのだろう」
このように思っている方も多いでしょう。
親が老人ホームに入ったなら、実家が空き家になる前に売却することをおすすめします。
この記事では実家を売却するメリットとデメリット、知っておきたいポイントを紹介します。

□実家を売却するメリットとデメリット

実家を売却する主なメリットは介護費用を捻出できることと、家の老朽化に悩む必要がなくなることの2つです。

1つ目のメリットは介護費用を捻出できることです。
「親が老人ホームに入ったときのための介護費用を捻出できない」
このように悩んでいる方多いのではないでしょうか。
実家を売却すると、まとまった現金が手に入り、それを介護費用に充てられます。

2つ目のメリットは家の老朽化に悩む必要がなくなることです。
親が老人ホームに入居し、実家が空き家になると急激に老朽化が進みます。
そうなると、不動産としての価値が暴落してしまうのです。

空き家になって老朽化が進む前に実家を売却すると、定期的に掃除やメンテナンスをする必要はありませんし、現金も手に入ります。

一方で、実家を売却するデメリットは荷物の整理が必要なことです。
買取業者に整理の依頼はできますが、その分買取価格が低くなってしまいます。
介護のためにより多くの費用を捻出したい方は住まいをご自身で整理することをおすすめします。

ただ、仏壇のように処分に抵抗があるものは不用品回収業者やお寺に頼んで処分してもらっても良いかもしれませんね。

□実家を売却する際に知っておきたいポイント

✳︎売却に抵抗がある場合はリバースモゲージを!

皆さんはリバースモゲージという方法があるのをご存じですか。
親が実家の売却を躊躇している場合、実家に担保価値があればその資産価値を利用してお金を借りられます。
この方法をリバースモゲージと言います。

自宅を返して欲しいなら、これまで借りたお金を返すだけで良いため、非常に合理的な方法と言えるのではないでしょうか。

✳︎「空き家の発生を抑制するための特例措置」の利用

親が住んでいた実家を売却する際、利用できる特例に「空き家の発生を抑制するための特例措置」があります。
実家を親から相続して住まいと土地を譲渡した際、譲渡所得から3000万円の控除を受けられます。

この特例は空き家を減らすために作られた特例で、多くの方が知らないですので、ぜひ知っておいてください。

□まとめ

実家を売却するメリットとデメリット、そして知っておきたいポイントを紹介しました。
特にリバースモゲージや空き家のための特例は知っておかないと損してしまう可能性のある制度です。
これらの制度を活かして、満足のいく売却にしましょう。

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