カテゴリ:お役立ちコラム / 投稿日付:2021/09/18 06:00
実家を売却するタイミングについて悩んでいる方はいませんか。
また、実家を売却する上で気をつけるべきことがあります。
それは空き家にしないことです。
この記事では実家を空き家にするべきでない理由と売却のタイミングを解説します。
□実家を空き家にするべきでない理由
実家の売却を検討しているなら、空き家にしてはいけません。
その理由は以下の3つです。
・維持費が必要になる
・不動産の価値が下がる
・事件に巻き込まれてしまう
1つ目の理由は維持費が必要になるからです。
たとえ誰も住んでいなくても、家を所有しているならば毎月維持費を支払わなければなりません。
それに加えて、固定資産税や都市計画税のような税金の負担があります。
また、実家がマンションの方は追加で修繕積立金や管理費が必要になります。
このように、住まいを所有しているだけでもお金がかかってしまうのです。
2つ目の理由は不動産の価値が下がるからです。
空き家を定期的にメンテナンスしていても、価値が下がることは避けられないでしょう。
その理由は空き家は老朽化が進みやすいからです。
3つ目の理由は事件に巻き込まれてしまう恐れがあるからです。
空き家を放置していると、泥棒が入ったり、ゴミが捨てられたりします。
そしてそれは自分だけではなく、他人にも迷惑がかかってしまうでしょう。
このように、空き家の放置は自分だけではなく、他人にも迷惑がかかり治安の悪化につながるので、空き家はおすすめしません。
□実家を売却するタイミング
実家を空き家として放置するのが危険ならば、どのタイミングで売却するのが良いのでしょう。
売却すべきタイミングは以下の2つです。
✳︎相続してから売却する
1つ目は所有者が亡くなり、実家を相続した後に売却するタイミングです。
多くの高齢者は長く住み慣れたマイホームに愛着を感じているので、亡くなるまで実家を離れません。
そのため、所有者が亡くなり、相続したタイミングでの売却をされる方が多いのではないでしょうか。
このタイミングでの売却で注意するべきなのが相続税です。
どれほどの税金が課されるのかを事前に把握しておきましょう。
✳︎所有者が健全なうちに売却する
2つ目は所有者が健全なうちに売却するタイミングです。
所有者が病院や老人ホームで過ごし、自身の意思で判断できなくなる前に実家を売却します。
この方法で得たお金は所有者の医療費や生活費に使えます。
□まとめ
実家を売却するタイミングをわかっていただけましたか。
また、売却を検討しているなら空き家にすることはおすすめしません。
実家の売却を考える際にこの記事が参考になれば幸いです。