カテゴリ:お役立ちコラム / 投稿日付:2021/09/30 06:00
転勤が決まったときに、マイホームはどうすれば良いのでしょうか。
選択肢としては売却と賃貸があるでしょう。
そこでこの記事では売却と賃貸のメリットとデメリットを紹介します。
□売却のメリットとデメリット
売却のメリットは主に以下の2つです。
・維持費が必要なくなる
・まとまった現金を手に入れられる
まず、維持費が必要なくなります。
売却すると、固定資産税や住宅ローンの負担がなくなるからです。
さらに持ち家がマンションだった場合、管理費や修繕積立金の負担もなくなります。
また、まとまった現金を手に入れられます。
「次の住まいを購入するために大きな現金が必要」
このように思っている方は売却を検討してみてはいかがでしょうか。
一方で、売却のデメリットは売却まで時間がかかる可能性があることです。
一般的に住宅の販売期間として3ヶ月、契約から引き渡しまでが1ヶ月以上かかります。
トータルで半年ほどかかりますので、注意しましょう。
ただ、時間に余裕がある方はぜひとも売却を検討してみてください。
□賃貸のメリットとデメリット
皆さんは賃貸の契約に「普通借家契約」と「定期借家契約」の2つがあることをご存じですか。
「普通借家契約」で賃貸すると、借主が強い立場になってしまいます。
正当な理由がない限り、契約が更新されるため、賃貸から退去してもらえない可能性があります。
そのため、賃貸は「定期借家契約」で契約することをおすすめします。
その理由はこの契約だと、借主に確実に退去してもらえるからです。
この契約は更新がありません。
よって、契約期間が終了すると、必ず賃貸から出ていってもらえるのです。
転勤が終わったらもう一度住まいに戻って来たいと思っている方には、「定期借家契約」がおすすめです。
次に、賃貸のデメリットを紹介します。
それは、戻りたいタイミングで戻ってこれない可能性があることです。
先ほど、「定期借家契約」は更新がないため、住まいに戻ってこれるということをお話ししました。
しかし、思ったより早く転勤が終了した場合、契約期間が終了していなければその物件には戻れません。
自分の好きなタイミングで戻ってこれないことがデメリットとして挙げられます。
□まとめ
売却と賃貸のメリットとデメリットを紹介しました。
売却には、維持費が必要なくなるメリットがあります。
賃貸は好きなタイミングでは戻ってこれませんが、契約が終わればもう一度住み始められます。
どちらもそれぞれの魅力がありますので、お客様のライフプランと照らし合わせて、売却か賃貸かを決めてくださいね。