カテゴリ:お役立ちコラム / 投稿日付:2021/10/08 06:00
「田舎の実家を相続したが、取り扱いに困っている」
このような悩みを持っている方はいませんか。
この記事では、田舎の物件の売却をお考えの方に向けて、田舎の空き家が売却しにくい理由と売却するための方法を紹介します。
□田舎の空き家は売却しにくい?その理由とは
田舎の空き家が売却しにくいと言われているのは以下の理由があります。
・老朽化が進んでいる建物が多い
・依頼できる不動産会社が少ない
・維持費が高くなる傾向がある
1つ目の理由は老朽化が進んでいる建物が多いことです。
皆さんは外壁にヒビが入っていたり、キッチンが使いにくかったりする建物に住みたいとは思いませんよね。
また、田舎の物件は1981年以降に改正された建築基準法にしたがっていない可能性があり、安全性にも問題があると言えます。
仮に低コストで手に入れられても、改装するのに追加でコストがかかってしまうのが、空き家を売却しにくいと言われている理由です。
2つ目の理由は依頼できる不動産会社が少ないことです。
依頼できる不動産会社が少ないと、売り手が満足できる値段での売却ができない可能性があります。
やはり相談できる不動産会社が多いほど、求めている価格での売却が実現しやすいです。
3つ目の理由は維持費が高くなる傾向があることです。
不動産物件は劣化しないように、清掃や定期的なメンテナンスが必要です。
田舎の空き家は老朽化しやすいため、メンテナンスに力を入れる必要があり、その結果、維持費が高くなってしまうのです。
不動産屋にとって、頻繁にメンテナンスをしなければならない田舎の空き家は扱いづらいと言えます。
□ではどうすれば田舎の物件を売却できるのか?
✳︎リノベーションする
1つ目の解決策はリノベーションすることです。
田舎の物件をリノベーションをすると、老朽化していた箇所が改善されて、使いやすい状態になります。
リノベーションにはコストがかかりますが、その方がより高い価格での売却が実現できるでしょう。
✳︎更地にする
2つ目の解決策は更地にすることです。
更地にすることによってその土地を自由に使えるようになり、より売却できる可能性が高まります。
「売却でリノベーション費用を回収できるかどうか不安」
このように感じる方は更地にする方法がおすすめです。
□まとめ
田舎の物件をそのままの状態で売却するのは困難だと言えます。
リノベーションして老朽化した箇所を改修する、もしくは更地にして自由に使えるようにしましょう。