ホーム  >  スタッフブログ  >  お役立ちコラム  >  交通事故の2倍?!寒い日に潜むヒートショックに備えよう

交通事故の2倍?!寒い日に潜むヒートショックに備えよう
カテゴリ:お役立ちコラム  / 投稿日付:2023/02/23 16:30

2月も末になり、暖かく感じられる日がちらほらありますが
朝晩はまだまだ寒い日が続きますね。

そんな日は、あっつーいお風呂に浸かるのが醍醐味…といいたいところですが

寒暖差で引き起こされる「ヒートショック」という症状が懸念されます。
聞きなれない人もいらっしゃるかもしれませんが、
日本では、ヒートショックでの死亡者数は年間約14,000人。
これは、交通事故の2倍といわれております。
毎日入るお風呂がそんな危険と隣り合わせと思うと少し怖いですよね。


本日は、お役立ちコラムとして、寒い日に注意していただきたい
「ヒートショック」について、その原因と対策について解説します!


ヒートショックとは


ヒートショックは、寒暖差で引き起こされると先述しましたが

最も顕著に表れるのが入浴の時です。

イメージしてもらうと分かりやすいですが

暖かいリビング  → 寒い脱衣所  → もっと寒い浴室 → あったかい湯舟



へと移動すると暖かい寒いを短時間で繰り返すことになります。

寒い日に、お風呂やトイレに行くと何だか心臓がバクバクした経験はないでしょうか。
これは寒暖差により、血圧が縮み血圧が上昇しているためです。
そのまま、暖かい湯舟にはいると一気に血圧が緩み血圧が低下
その結果、意識を失い、転倒、溺死にもつながってしまうのです。


寒暖差と聞くと、極寒の北海道や東北で発生件数が多いと想像されるかもしれませんが
人口当たりの発生件数でいうと、北海道は沖縄県に次ぎ2番目に少なく
東北地方もワーストには入っていません。
これは、そもそも建物自体に断熱対策がとられており、部屋ごとの寒暖差が少ないことが
理由として考えられます。


では、全国ワースト1位はどこかというと、なんとお隣香川県です。
その他は、中国四国九州地方と比較的暖かいイメージがある地方がワーストに入っていました。
我々徳島県民も決して他人事ではありません。


寒暖差を無くすために、浴室や脱衣所に専用の暖房を設置する、システムバスやペアガラスにするなど
リフォームをするといくらでも対策ができますが、今回は簡単にできる対策をご紹介したいと思います!



すぐにできる対策は


・入浴前に脱衣所や浴室を暖房器具で温める

・湯温を41度以下にする

・飲酒後の入浴は避ける
・日中に入浴する

・長湯しない

・ゆっくりと湯船に入りゆっくりと上がる
・入浴前に水分補給をする


など、割と簡単な対策で防げるのです。

あっつーい湯船に浸かりたい気持ちもわかりますが、寒暖差が10度以上になると

ヒートショックが起こりやすいといわれます。
どうしてもの場合は、暖かい昼間に入浴するのも良いかもしれません。

また、高齢者の方や、高血圧、糖尿病、肥満、不整脈などの持病がある人は

普段から特に注意が必要です!

ご家族の方が該当する場合は、お風呂に入る時に伝えてもらったり

中々出てこない時は様子を伺うなど日ごろのコミュニケーションも大事ですね(^o^)




まとめ


以上身近に潜む危険「ヒートショック」についてお伝えしました!
水分補給や湯温などなど…まずは簡単にできる対策から進めて
寒い冬を乗り越えましょう!⛇
今回の記事が皆さまのお役に立てば幸いです。
是非、ご家族とも共有してみてくださいね^^

ページの上部へ