カテゴリ:新入社員奮闘記 / 投稿日付:2023/12/14 15:37
BELS認証取得について
皆さん、最近『BELS(ベルス)』という言葉をよく聞きませんか?
僕は最近、物件の登録をしていてよくBELSという言葉を見ます。
そこで疑問に思い調べてみました。
まず初めに、『BELS』とは何か。
BELSとは建築物省エネルギー性能表示制度のことで、新築・既存の建築物において
省エネ性能を第三者評価機関が評価し認定する制度のことです。
BELS取得のメリットを調べました。
メリット
・ビジュアルでわかりやすい
BELSは、評価結果が★で表されるため、ビジュアルから評価結果がわかります。
これによって、専門知識を持っていない人でも評価の良し悪しが一目で分かります。
・信頼性が高い
BELSは、「建築物省エネ法」に準じた評価手法であるため、信頼してもらいやすい点も特徴です。
BELSは、第三者機関が評価を行っており、評価の軸が住宅によって異なるといった心配がないため、信頼性も高いといえます。
しかし、BELSを取得するにはいくつかの注意点もあるのでご紹介します。
・住宅の初期費用が高くなりがち
BELSで高評価を受けるくらいの住宅を建てる場合、どうしても初期費用が高くなってしまう点に注意しなければなりません。
BELSは外皮基準(断熱性能を測る指標)と一時エネルギー消費量を評価の指標として活用するため、
高い断熱性能を備えた断熱材や太陽光発電装置など一次エネルギーが利用できる設備を導入できるかどうかで評価結果が変わる可能性があります。
高評価を得る物件は、ある程度初期費用が掛かります。また、初期費用がかかっても
補助金の活用や電気代の節約により長い目でみれば採算が取れると証明することも一つです。
・関連手続きに手間がかかる
BELSでは、関連手続きにも手間がかかります。例えば、複合建築物をBELSに申請する場合
住宅と非住宅の両方を申請しなければなりません。申請に伴う作業負担も増えるため、手続きを行う際は余裕を持っておくことが重要です。