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ディンプルキーってなあに
カテゴリ:不動産取引についてのイロハ  / 投稿日付:2022/11/26 14:36

お部屋探しをしているときに、特徴のひとつとして「ディンプルキー」を
アピールしている物件を目にされたことがあると思います。
住宅に使われる鍵といえば、差し込んで回して開錠する鍵を想像されると思いますが
似た見た目、解錠方法の鍵にも実は種類があります。
今回はその中でも防犯面に優れたディンプルキーについて解説したいと思います。

□鍵の種類について

まず、実は沢山の種類がある鍵の世界です。
鍵穴に差し込んで解錠するシリンダー錠、
ロッカーやカバンなどでつかわれる南京錠、
ポストなどに採用されるダイヤル錠
最近ではカードキーや暗証番号、指紋などで解錠する電子錠などセキュリティーに強化された
鍵もあります。
今回の記事では、一般的に賃貸住宅によくつかわれるシリンダー式のカギ、
とりわけディンプルキーと呼ばれる鍵の特徴についてご紹介していきます!


□ディスクシリンダーキーVSディンプルキー

シリンダー式の鍵にもさらにいくつか分類がありますが、

よく使われているディスクシリンダーとディンプルについてその違いを説明します。

◎ディスクシリンダー
鍵の左右がぎざぎざとなっていて、鍵穴が「く」の字になっているのが見た目の特徴です。
家の鍵のイラスト(ディスクシリンダー)
おそらく、皆さんも一度は見たことがある一番ポピュラーな鍵ではないでしょうか。
多少すり減りがでても使えることや合鍵が簡単に作れることがメリットでもある一方
簡単な構造故にピッキングされやすいという、鍵としては最大のデメリットがあります。

防犯面の観点から、最近建てられた住宅、アパートなどには今から説明する
ディンプルキーが採用されることが増えています。

◎ディンプルキー
左右のギザギザがあったディスクシリンダーに対して
表面にくぼみがあるのが特徴です。

家の鍵のイラスト(ディンプルキー)
表面にくぼみができただけと思いきや、その防犯性は格段にレベルアップしています。
一説によると、ピッキングに要する時間が、ディスクシリンダーに比べ
5倍~10倍といわれています。
泥棒さんは1秒でも早く退散したいでしょうから、この時間ロスがあると知ると
鍵穴を見てあきらめるかもしれませんね。
ちなみに警察庁によると、ピッキングに5分かかると約7割の侵入者が諦めるそうです。

ディスクシリンダーに比べ価格は高くなりますし、無くしてしまった場合ホームセンターなどで
簡単に合鍵が作れないことがデメリットと言えますが、逆に言うと複雑な形であるからこそ
ピッキングもされにくい=防犯性が高いといえます。


□まとめ

今回は、防犯性に優れたディンプルキーについてご紹介しました!

防犯面を心配される方は、ディンプルキー採用の物件に絞ってお部屋を探すことをオススメしますが
現在ディスクシリンダー錠の部屋にお住まいの方でもディンプルキーに交換することができるので
是非ご相談してみてくださいね(^^)

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